

あらすじ・FAQ
母をたずねて三千里(1976)
マルコのお母さんは、貧しい人たちの病院を経営するお父さんを経済的に助けようと、イタリアからアルゼンチンへと出稼ぎに行きました。一年後、病気になったという手紙が来てから連絡が途絶えてしまったので、マルコはお父さんを説得して一人でアルゼンチンまで旅にでます。ペッピーノ一座や旅先で知り合った人に助けられながら、マルコは多くの苦難を乗り越えていきます…。
母をたずねて三千里のあらすじ
「母をたずねて三千里」は、イタリアの少年マルコが、病気の母を探してアルゼンチンへ旅する物語です。母は貧しい人々のために病院を経営する父を支えるため、イタリアからアルゼンチンへ出稼ぎに行きましたが、連絡が途絶え、マルコは父を説得して一人で旅立ちます。旅の途中、ペッピーノ一座や新たに出会った人々の助けを受けながら、多くの困難を乗り越えていきます。
作品をもっと知る
「母をたずねて三千里」の制作・評価・文化背景作品解説
1976年にフジテレビで放送された日本アニメーション制作のテレビアニメ。イタリアの児童文学『クオーレ』に収録された短編「アペニン山脈からアンデス山脈まで」を原作としており、世界名作劇場シリーズの第2作目です。9歳の少年マルコが、出稼ぎに出たまま音信不通になった母を探すため、イタリアからアルゼンチンへと旅立つ冒険を描きます。全52話を通じて、旅の中で出会う人々との関わりを通じた成長と、人間関係における思いやりと感謝の大切さが丁寧に描かれています。
制作背景
原作の短編は分量が限定的だったため、1年間の放映に対応させるべく、脚本家・深沢一夫が大幅な創作を加えました。マルコの家庭背景や、原作には登場しないペッピーノ一座などのキャラクターは、深沢が人形劇団での経験を活かして創造したものです。監督は高畑勲、場面設定・レイアウトは宮崎駿が担当し、後の日本アニメーション界を代表する才能が集結しました。原作では不明だった「なぜ母がアルゼンチンに出稼ぎに行ったのか」という設定も、制作過程で丁寧に構築されました。
文化的背景
1880年のアルゼンチンを舞台にした本作は、ヨーロッパからの移民がアルゼンチンへ大量流入していた時代背景を反映しています。イタリアからの出稼ぎという設定は、当時の実際の移民現象に基づいています。作品全体を通じて、異なる環境での困難に直面しながらも、出会う人々の優しさに支えられて成長する少年の姿が描かれ、貧困や家族の絆といった普遍的なテーマが扱われています。
ロケ地・モデル地
- ジェノヴァ
イタリアの港町。マルコの故郷であり、物語の前半部分の舞台。母への思いを胸に、マルコが旅立つ地点です。
- ブエノスアイレス
アルゼンチンの首都。マルコが母を探す旅の中心地。複数回訪れることになります。
- バイアブランカ
アルゼンチンの港町。マルコが母の消息を求めて訪れる場所の一つ。
- コルドバ
アルゼンチン内陸の都市。母アンナが働いていると判明し、マルコが向かう目的地。
- トゥクマン
アルゼンチン北部の都市。母アンナが最終的にいた場所であり、マルコが母と再会する地。
豆知識
- 制作主人公マルコの年齢は原作では13歳ですが、本作では10歳に引き下げられました。これは前作『フランダースの犬』と同じ設定変更です。
- 豆知識マルコの母アンナは原作では別の名前で呼ばれており、本作で使用された名前は創作です。原作では彼女が奉公先に偽名を名乗っていたことが記されています。
- 制作ペッピーノ一座の設定は、脚本家・深沢一夫が人形劇団・人形座時代の経験を活かして創造したもので、原作には存在しません。
- 制作全52話のうち、前半15話はイタリアでの日常ドラマ、中盤17話は南米への航海と各地での旅、後半20話はトゥクマンへの最終的な旅路という構成になっています。
- 制作原作の中でマルコが母を探しに行く理由が明記されていなかったため、制作スタッフは父親の借金と診療所の設定を新たに創作し、物語に説得力を持たせました。
主要データ
- 上映時間
- 24 分
本セクションは Wikipedia「母をたずねて三千里」の記事を元に、AI で再編集したものです。原文は CC BY-SA 4.0でライセンスされています。
よくある質問
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