

あらすじ・FAQ
となりのトトロ(1988)
都会からそんなに遠くない田舎町に引っ越してきたサツキとメイ。お化けやしきみたいに古い家には、何かが棲んでいる気配がいっぱい。サツキたちの家の裏にある神社の大木をすみかにしているトトロ。人の住んでいない家をススやホコリだらけにしてしまうススワタリ(まっくろくろすけ)。大きな目と大きな口、そして何本もある足で空間を自由自在に走りまわる巨大なネコバス。サツキとメイは次々に奇妙ないきものと出会い、ステキな冒険に飛び出す。
となりのトトロのあらすじ
『となりのトトロ』は、都会から近い距離の田舎町へ引っ越してきた姉妹・サツキとメイが、古い家に満ちる“何かの気配”に気づくところから始まります。裏の神社の大木をすみかにするトトロとの出会いをきっかけに、家にはススワタリ(まっくろくろすけ)がいて部屋を汚し、さらに巨大なネコバスが現れるなど、奇妙で不思議な出来事が次々と起こります。物語の背景には、母親の入院という家族の危機があり、姉妹の成長と絆が丁寧に描かれます。
作品をもっと知る
「となりのトトロ」の制作・評価・文化背景作品解説
1988年4月16日に公開されたスタジオジブリ制作のアニメーション映画。宮崎駿監督の長編作第4作で、昭和30年代初頭の農村を舞台に、引っ越してきた姉妹がトトロという不思議な生き物との出会いを通じて、家族の絆や成長を描く。『火垂るの墓』との同時上映作品。キャッチコピーは「このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。」。国内外で高く評価され、テレビ放映も定期的に行われ、多くの視聴者に愛され続けている。
制作背景
宮崎駿が1970年代に在籍していた制作会社でのイメージボードに原型が存在し、当初は絵本化を予定していた。初期構想では人間とトトロ族の戦いが主軸だったが、映画化決定の約1年前に主人公を姉妹に変更。当初は60分の中編として企画されたが、同時上映作『火垂るの墓』が90分に延びたため、本作も80分以上に拡張された。制作体制では、作画監督の佐藤好春と美術監督の男鹿和雄ら新しいスタッフを中心に制作が進められた。宮崎は『火垂るの墓』との重複を避けるため、蛍やトマトなどの要素を意識的に排除している。
批評・評価
公開直後から高く評価され、第39回芸術選奨文部大臣賞、第43回毎日映画コンクール日本映画大賞など多数の賞を受賞。キネマ旬報ベスト・テンでは日本映画第1位、読者選出でも第1位を獲得。国際的にも認められ、英有力誌『Time Out』の「史上最も偉大な50本のアニメーション映画」で第1位、『Total Film』では第6位に選ばれている。日本テレビ『金曜ロードショー』での放映は約2年に1度の頻度で続いており、2010年の放映では視聴率20%を超えた。
文化的背景
昭和30年代初頭の農村風景を舞台に、高度経済成長期以前の日本の自然と人間の関係を描く。ススワタリやトトロといった日本の民間信仰に根ざした妖怪的存在を登場させることで、失われつつある日本の自然観や精神文化を表現。母親の入院という家族の危機を通じて、子どもたちの成長と家族の絆の大切さを描き、時代を超えた普遍的なテーマを提示している。
ロケ地・モデル地
- 塚森(クスノキ)
作中でトトロが暮らす神聖な場所。大きなクスノキが中心にあり、メイが初めてトトロと出会う場所。物語の重要な舞台。
- バス停
サツキとメイが雨の中で大トトロと出会う場面の舞台。ネコバスが現れる重要なシーン。
- 引っ越し先の家と庭
昭和30年代の古い農家。ススワタリが住み、後に木の実が育つ庭がある。物語の中心的な舞台。
豆知識
- 制作初期イメージボードでは主人公は1人の女の子で、容姿はメイ、服装はサツキのものが混在していた。映画化決定の約1年前に姉妹という設定に変更された。
- 制作劇場ポスターに使用されたイラストは、初期イメージの女の子がトトロと雨のバス停で立つ図案。デザイン上の都合で、最終的な主人公の二人では描かれなかった。
- 豆知識宮崎駿は「登場人物たちは作品完成後も自分の頭の中で年を重ねており、現在は主人公たちはすっかり成人になっている」と述べている。
- 評価2022年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによってロンドンで舞台化され、初日チケット販売で『ハムレット』の記録を上回る3万枚を販売。
- 評価2025年3月20日からロンドンでロングラン上演を開始。日本作品によるロングラン公演はロンドンで初めて。
主要データ
- 上映時間
- 86 分
本セクションは Wikipedia「となりのトトロ」の記事を元に、AI で再編集したものです。原文は CC BY-SA 4.0でライセンスされています。
よくある質問
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