

あらすじ・FAQ
天空の城ラピュタ(1986)
鉱山町で、見習い機械工として働く少年パズーは、ある日、空から降ってきた不思議な少女シータと出会う。2人は、シータの身に着けていた不思議な「飛行石」を狙う様々な陰謀に巻き込まれていく。
天空の城ラピュタのあらすじ
天空の城ラピュタの物語は、鉱山町で働く少年パズーが、空から落ちてきた少女シータと出会うところから始まります。シータは不思議な飛行石を身につけており、これを巡って複数の勢力が動き出します。2人は行動を共にしながら、空中に浮かぶ島ラピュタやその鍵となる謎へ近づいていきます。冒険活劇としての見どころは、パズーの働く町の現実味と、飛行石が導く“空の世界”の対比にあります。※結末の核心に踏み込むかどうかでネタバレ度合いが変わるため、要望があれば「結末は伏せて」など範囲指定して説明します。
作品をもっと知る
「天空の城ラピュタ」の制作・評価・文化背景作品解説
スタジオジブリ初制作となる本作は、宮崎駿が小学生時代に構想した架空の物語を骨子とした、原作のないオリジナル劇場用アニメーション。1986年8月2日に公開されました。当初の興行成績は同時期の子ども向け作品と比べて控えめでしたが、観客満足度調査で97.7%という極めて高い評価を獲得。幅広い年齢層から支持され、ビデオグラムの販売も好調でした。19世紀後半のヨーロッパ産業革命期を舞台にした冒険活劇として、小学生向けの古典的な娯楽作品を目指しながら、結果的に大人の鑑賞にも耐える作品として完成しました。
制作背景
高畑勲の実写作品『柳川堀割物語』の製作遅延により資金難に陥った宮崎駿は、プロデューサー鈴木敏夫に相談。製作費を回収するため新たな長編アニメ映画を制作する必要があるとの結論に至り、本作の企画が立ち上げられました。宮崎は当時のアニメが高年齢向けになっていく傾向に対抗し、マンガ映画の復活を目指して小学生を対象とした古典的冒険活劇として企画。1985年5月にはイギリスのウェールズ地方をロケハンで訪れ、その風景を作品に活かしました。制作期間は1985年6月15日から1986年7月23日で、6万9262枚の作画と381色を使用した大規模な制作となりました。
批評・評価
初公開時の興行成績は77万人の動員、配給収入5.8億円と、同時期のドラえもんや東映まんがまつりには及びませんでした。しかし配給元の東映による観客満足度調査は97.7%と極めて高く、スタジオジブリ自身も「まずまずの成績」と評価し、次回作製作の決定に十分な成果と判断しました。その後、ビデオグラムの販売が好調となり、テレビ放映時には終盤の台詞「バルス」に合わせた大量書き込みが話題となるなど、時間とともに文化的影響力を拡大していきました。
文化的背景
作品の舞台は「立憲君主国で国王は登場しない」という設定で、イギリスを想定。産業革命期のヨーロッパを背景にしています。「ラピュタ」という名称はスウィフトの『ガリヴァー旅行記』に登場する空飛ぶ島の王国に由来しますが、物語の内容との関連はありません。廃れた古い機械文明、空中に浮かぶ島、飛行船に乗る海賊といった要素は、宮崎が以前参加していた企画『ラーマヤナ』や『リトル・ニモ』の構想から投影されています。架空言語「ラピュタ語」はケルト語などに影響を受けています。
ロケ地・モデル地
- ウェールズ地方(イギリス)
宮崎駿がロケハンで訪れた地。産業革命期の風景が作品の舞台設定に活かされました。
- スラッグ渓谷
主人公パズーが働く鉱山がある場所。物語の冒頭の舞台となります。
- ゴンドアの谷
ヒロイン・シータが祖母と暮らしていた北方の山奥の谷。
- 天空の城ラピュタ
空に浮かぶ伝説の城。物語の中心となる舞台で、廃れた古い機械文明の遺跡です。
豆知識
- 制作パズーの名前は宮崎駿が学生時代に考えた船乗りの名前で、『未来少年コナン』で使用されずに残っていた唯一の名前から採用されました。
- 制作シータの名前は宮崎駿が学生時代に創作した人形劇『サイン・コサイン・シータ』のヒロインに由来します。
- 評価テレビ放映時に終盤の台詞『バルス』に合わせた大量書き込みが行われ、2011年12月にはTwitterで秒間25,088件のツイート数を記録。その後2013年8月には143,199件に達し、世界記録を樹立しました。
- 制作ドーラの原形は宮崎駿の母親。パズーのグライダーは映画『地獄の天使』のツェッペリン飛行船観測ゴンドラ、飛行石は福島鉄次の『沙漠の魔王』からそれぞれモチーフを得ています。
- 文化世界で最も売れたインディペンデント・ゲーム『Minecraft』のアイアンゴーレムは、本作に登場するロボット兵を参考にデザインされました。
主要データ
- 上映時間
- 124 分
本セクションは Wikipedia「天空の城ラピュタ」の記事を元に、AI で再編集したものです。原文は CC BY-SA 4.0でライセンスされています。
よくある質問
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