池田富保

日本の映画監督兼脚本家。1924年から1954年の間に約90本の映画を監督し、約80本の脚本を執筆した。また、1921年から1960年の間に約15本の映画に俳優として出演した。1921年、池田は俳優の尾上松之助に見出され、日活京都に参加した。1923年9月1日の関東大震災（大正12年）後、当時の劇団のスタッフは日活の東京向島スタジオから移動し、俳優から監督への移行過程を経た。1921年、池田監督はデビュー作「私守と侍」を撮影した。これは「日活京都の時代劇」の最初の作品であり、女形の代わりに女優が起用された。