全9作品
以下は公開順(リリース順)での一覧です。 初めて見る方は公開順に視聴するのがおすすめです。 シリーズによっては時系列順が異なる場合がありますが、 公開順で見ることで制作者の意図した順番で物語を楽しめます。
終戦直後の東京は、瓦礫の街と化し、人々の心も荒れすさんでいた。浅草も例外ではなく、日本古来の美風として栄えた任侠道も新興勢力の暴力団・新誠会の台頭によって廃れようとしていた。戦地から復員してきた寺島清次は、神津組三代目を継ぐこととなり、露天商の商品集めに奔走するが、新誠会の執拗な妨害を受けることとなる。一方、浅草の真の復興を願う親分衆たちは、金策し清次にマーケットを作らせようと後押しをしてくれたのだが・・・
昭和残侠伝 唐獅子牡丹
時は昭和初期。花田秀次郎は宇都宮の石材採掘請負業を営む左右田組(そうだぐみ)の客人であった。秀次郎の弟分である周平は、恋仲であるくみが左右田組親分の息子に惚れられていることを知りながら駆け落ちをする。秀次郎は駆け落ちは自分の差し金だと左右田組の親分に話を通しに行く。駆け落ちは許されたがその代わりに、同じく石材採掘請負業を営む対抗組織である榊組(さかきぐみ)の親分を斬る事を命ぜられ殺す。三年の刑期を終えた秀次郎は真っ先に榊組の親分の墓参りに行くが、墓前で偶然に榊組親分の妻子に出会う。左右田組の仁義のないやり方を出所後弟分である周平に聞かされていた秀次郎は、左右田組に痛めつけられている榊組の若い衆を助ける。
昭和残侠伝 一匹狼
武井繁次郎にとって桂木竜三は親分の仇だった。繁次郎は銚子にほど近い港町に潮政親分の娘を連れ帰る。潮政は水揚げの独占をもくろむ川銀一家とにらみ合っていた。折しも桂木は川銀の客分となり、繁次郎を斬るように命じられるが…。
昭和残侠伝 血染の唐獅子
昭和初期の浅草。浅草の鳶職連合を取り纏める鳶政一家。上野での博覧会建設を請け負うことになるのだが、工事の利権を譲れと横槍を入れてくる博徒・阿久津組。言下に断る鳶政がその凶刃に倒れる。こうしたやり方に代貸しの重吉は憤りを感じ、重吉の妹、文代の恋人で鳶政の跡取りである秀次郎の兵役から帰還を心待ちにしていた。やがて帰還した秀次郎を長に迎え、鳶政は阿久津組の不正を暴き、博覧会の入札に成功する。だが、阿久津組の度重なる卑怯な邪魔立てが続き、果ては工事現場への放火までへと。工事の完了の日までと耐える秀次郎だが、遂にその手にはドスが握られる。秀次郎の助っ人として同行するのは、重吉であった・・・
渡世の義理で雷門一家を討った秀次郎は、客分重吉の左腕を斬り落とした。5年後、信州木曽で復讐の刃に傷ついた秀次郎を助けた芸妓は、重吉の妻だった……。悲しい宿命の男を描いた任侠ロマン。
刑務所を出て、故郷浅草へ7年ぶりに帰ってきた花田秀次郎。義兄弟の重吉が代貸をする東雲一家に草鞋を預けるが、渡世の義理から昔世話になった皆川親分を斬ることになり……。シリーズ第6作。
昭和残侠伝 吼えろ唐獅子
前橋の黒田一家に草鞋を脱いだ一匹狼の渡世人・花田秀次郎は、一宿一飯の義理から風間文三という黒田一家の若衆を追って金沢へとやってきた。文三は一家と対立する博徒一家の親分を斬り旅に出されたが、黒田親分の女房のおみのが、恋い慕う文三の後を追って逃げたことから黒田の怒りを買ったのだった。ふたりを追って秀次郎が辿りついた金沢では、ある工事権を巡り地元の三州一家と稲葉一家が対立していた。稲葉一家に草鞋を脱いだ秀次郎は、再び争いの渦中に巻き込まれるが、そんな中で、昔の恋人・加代と再会する。だが加代は、稲葉一家と敵対する三州一家の親分・三州政治の女房となっていた。秀次郎は文三とおみのの一件で無理を通した代わりに、渡世の義理で三州政治を斬ることになるが…。
昭和残侠伝 破れ傘
3年ぶりに出所した花田秀次郎は、郡山に一家を構える兄弟分の寺津力松を訪ねた。その日、郡山の天神濱一家が仕切る全国の親分衆を集めた東北一の花会に出席した寺津は、未だ駆け出し中の身を嘲られ騒動をおこしていた。怒りがおさまらぬ寺津は一旦は引き下がるも、秀次郎とともに天神濱一家に喧嘩状を叩きつけ斬りこんだ。それから4年後、会津若松の親分・鬼首の妹を妻にした寺津は、一家を天神濱一家と対等の勢力にまでのし上がらせていた。だが寺津の義兄・鬼首の企みは、天神濱一家への恨みに執念を燃やす寺津を利用し、東北全体を制圧することだった。旅を続けていた秀次郎は再び寺津一家に草鞋を脱ぐが、鬼首の卑劣な野望を知りついに怒りのドスを抜く! ご存知、高倉健がドス仁義に命を懸けて血の花咲かす、“昭和残?伝”シリーズ最終作。 鶴田浩二、安藤昇、池部良、北島三郎、星由里子、檀ふみ等、多彩なキャストが入り乱れて波乱の群像劇が展開する。降りしきる雪の中、人影二つ。雪花踏む最後の花道、花田秀次郎と風間重吉の集大成ともいうべき超大作。